ノウハウ

お中元・お歳暮の資材は1か月前に決める ― 季節ギフトで慌てないための逆算

お中元・お歳暮は、クリスマスケーキのように1日に集中するわけではありませんが、同じように毎年必ず来る季節の繁忙期です。にもかかわらず「箱が足りなかった」「のし紙の在庫を切らした」という話を、この時期になるとよく聞きます。

原因はたいてい同じで、発送のピークに合わせて資材を動かし始めてしまうことです。資材は発送より先に決めておく必要があります。

時期の目安

お中元・お歳暮は、贈る時期に地域差があります。一般的な目安は次のとおりです。

  • お中元 ― 関東は7月初旬から7月15日ごろまで、それ以外の地域は7月中旬から8月15日ごろまでとされることが多いようです。時期を過ぎた場合は「暑中御見舞」「残暑御見舞」として贈る習慣があります
  • お歳暮 ― 12月初旬から12月20日ごろまでに届くよう手配するのが一般的です。年末ぎりぎりは配送が混み合うため、早めに届くよう贈る方が増えています

地域や業界によって幅があるため、取引先の慣習に合わせるのが確実です。ここで大事なのは「贈る時期」ではなく、その手前でいつ資材を決めるかです。

なぜ1か月前なのか

  • 名入れ・特注ののし紙や包装は、既製品より前に決める必要があります。版が必要な場合はさらに前倒しになります
  • お中元・お歳暮は全国の小売・ギフト事業者が同じ時期に動くため、人気のサイズ・柄から先に在庫が動きます
  • 箱・包装紙・のし紙・リボン・手提袋と、確認する項目がクリスマスケーキより多岐にわたります。慶弔の使い分けが絡むぶん、組み合わせを決めるのにも時間がかかります

のしの表書き、どれを使うか

お中元・お歳暮ののし紙は、紅白の蝶結び(花結び)を使うのが一般的です。表書きは時期によって変わります。

  • 7月15日ごろまで ― 「御中元」
  • それ以降〜立秋(8月7日ごろ)まで ― 「暑中御見舞」(目上の方には「暑中御伺い」)
  • 立秋〜8月末ごろまで ― 「残暑御見舞」(目上の方には「残暑御伺い」)
  • 12月初旬〜12月31日ごろまで ― 「御歳暮」
  • 年明けに贈る場合 ― 松の内までは「御年賀」、それ以降は「寒中御見舞」

どの表書きになるかで必要な短冊・のし紙が変わるため、発送時期が決まった時点で一度確認しておくと、直前になって足りない、ということを避けられます。

箱以外に決めておくもの

  • 箱 ― 贈る品物(食品・飲料・日用品)によって、貼箱・ギフトBOX・白無地箱・クリスタルボックスなど合う形が変わります
  • 包装紙 ― 無地・柄・和柄に加え、慶弔用の柄を分けて用意しておきます
  • のし紙・のし袋・短冊 ― 表書きの種類ぶん必要になります
  • リボン・水引・ラフィア ― 包装紙と組み合わせて見栄えを決める要素です
  • 手提袋 ― 箱の外寸に対して袋が入るかを、決める段階で一度確かめておきます
  • 保冷剤・保冷袋 ― 食品・飲料を贈る場合、夏場のお中元では特に欠かせません

逆算のスケジュール(お中元の例)

  • 6月上旬 ― 扱う品物に合う箱・包装紙・のしの組み合わせを決める。現物で確認する
  • 6月中旬 ― 数量を決めて発注する。名入れ・特注品はこの時期が実質の締切と考えてください
  • 6月下旬 ― 納品と検品。箱・のし・手提袋の組み合わせを最終確認する
  • 7月 ― 発送本番。お歳暮の場合は、この時期をそのまま1か月後ろにずらして考えます

前年どの資材をいくつ使ったかが分かっていれば、この作業はずっと楽になります。お中元が終わったら、使った数を控えておくとお歳暮の準備が楽になります。

中京容器としてできること

贈る品物と、慶事・季節催事のどちらかをお知らせいただければ、合う箱・包装紙・のし・リボンを組み合わせてご提案します。慶弔の使い分けにも対応しており、紅白蝶結びののし紙・短冊も各種お取り扱いしています。包装紙とリボンは、実際に合わせながら愛知県豊山町の店舗でお選びいただけます。

屋号入りの手提袋やシールも、小ロットからご相談を承っています。まずは贈る品物と発送予定時期だけでも決まりましたら、お気軽にお声がけください。

※本記事の時期・表書きの目安は一般的な慣習に基づくものです。地域・業界・取引先によって異なる場合がありますので、実際のご判断にあたっては取引先の慣習もあわせてご確認ください。

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